その他専門的な知識・技術を要する施術
睡眠時無呼吸症候群の方へのマウスピース
睡眠中の無呼吸は加齢や肥満、舌の肥大などにより舌が気道を塞ぎ呼吸困難を起こしてしまう病気です。
中等度までの症状でしたらマウスピースで緩和させる事ができます。
下あごを上あごよりも前方に出す様に固定させる事で上気道を広く保ち睡眠時のイビキ、無呼吸を防ぎます。
手軽に治療できる様に思いますが、専門医の診断が必要です。イビキ、無呼吸を指摘される以外に、熟睡できない、寝ても疲れが取れない、日中眠気に襲われる方は要注意です。心配な方はまずはご相談ください。
ボツリヌストキシン注射による食いしばりやガミースマイル改善
歯ぎしりや食いしばりという強い咬合力が、歯の破折や知覚過敏、歯周病や虫歯の進行を早めることが明らかになっています。咬む力が強い方は両頬にある咬筋という筋肉の収縮が強すぎて破壊力にすらなっているのです。咬筋に直接ボツリヌストキシンを注射する事で日常生活には全く支障がでないまま咬筋の力を弱めることができます。また、筋力が弱まることで女性には嬉しい小顎効果も期待できます。
また、笑うと上の歯茎が見えすぎる「ガミースマイル」もボツリヌストキシン注射で改善できます。かつては矯正治療や入院して顎の骨を切る手術しか治療法がなかったガミースマイルも上唇の上の皮膚に注射をするだけの本当にわずかな処置で改善できるようになりました。ただし、ボツリヌストキシン注射は定期的に行う必要があります。